2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

からだのクセ 1

今回から、からだが自然に行なっている運動の習性から自分自身を知る、さらには他人のことを知る手がかりになる知識を紹介しましょう。骨盤の動きが、開く閉じる、左右片側だけそれが起こる、上へ上がる、左右片側だけ上へ上がる、前へ動く、などなど細かく…

生命感覚を取り戻す 6

実は、利害や感情が絡むような、親子、夫婦、恋人、医者と患者などの関係において「生命感覚モード」になることはとても難しいのです。 特に、お互いに自我があり自分なりの価値観や考えが確立している場合、難しいです。 やはり、そこに力の差、年齢差、他…

生命感覚を取り戻す 5

先日、生まれたての赤ちゃんに愉気をする機会を得ました。 出産後のお母さんの体の調整を頼まれたついででした。僕にとって、生まれたての赤ちゃんに愉気をするのはこれでふたりめです。大人の、子供を産んだことのない男が、生まれたての赤ちゃんに触れられ…

生命感覚を取り戻す 4

生命感覚を取り戻す上では、心の習性というものを知っておく必要があります。心には、良いも悪いも、「はまる」という習性があります。「はまる」とは知らず知らずのうちに、そのことに、その行為に夢中になる、取りつかれるということです。 「依存症」とは…

生命感覚を取り戻す 3

以前、僕は薬を飲むことに反対でした。自分はもちろん、自分の家族やクライアントが薬を飲むことに反対でした。でも最近は、自分は薬は滅多に飲まないけれど他人については容認しています。 もちろん、病気の症状自体が体のバランスを回復する生命の働きなの…

生命の感覚を取り戻す 2

心の力を抜くというのは とても難しいことかもしれません。明日までにしなければならない仕事があるとか、それに加えて家事のことや子供の世話まで、特に女性は男性よりも忙しいのです。昔からのたとえに、「なべと女に休みはない」とまで言われる如く、常に…