原因不明の病を癒すには 瞑想のすすめ
考えてもわからないような複雑な因果関係によるもの、心の奥の問題は、当然「考えてもわからない」。
解決も「考えてもわからない」。
ところが本人が考えてもわからないことに、以外と他人はわかることもある。どこで解るのかというと思考、行動のクセやパターンなど本人が無自覚に行っていることは、外側の他人の目からはわかりやすいこともある。
しかし本人は、自分の考えや行動を正当化したい心が誰でもあり、自分でもいやなことは見ないようにする習性がある。
プラス思考の持ち主でいつも前向きで明るい人が、体を壊したり家族関係をうまくやれないこともある。その原因は本人が認めたくなくて心の奥にしまい込んだネガティブな想いや感情にある。
だから、自分のことを他人のように見つめられる物の見方を身につける必要がある。
そして、自分の思考から感情の波、さらに同時に起こる感覚の反応まで細かく自分を観察する目を養う。
さらに、観察を深め心の奥や自覚できない体の奥にある内臓の働きなど、自己の全体、全貌を見つめてゆく。
霊能者やチャネラーに何かを指摘されても、それを他人のアドバイスとして頭で聞くだけでは足りない。
彼らの言うことを心から信じるだけでも足りない。
自分で自分の全貌を自覚するのだ。
そのための方法が瞑想である。