2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

内観的整体セラピー 8  流れを観る

人が自分の心や体を観るとき、あるクセがあります。 それは、心や体の「ある状態」を見て、「こういう状態だ」と固定して決め付けてしまうのです。例えば、腰が痛いなら「腰痛」と病名がつきますが、病名がつくと治療しなくては治らないように思ってしまうの…

内観的整体セラピー 7 止まって観る

以前は、内観をセラピーの技法として、身体症状を治すための技法として捉えていました。整体の基礎的考えである「病気を経過させる」ということ自体も、病気を治すためのひとつの考え方として捉えていました。 意識では「病気を経過させる、病を受け容れる」…

内観的整体セラピー 6 性急に癒しを求めない

ほとんどの人は、今の私の体はどうなってるの?この違和感はどうしたら解消出来るの?ということを知りたくてやってきます。僕ははっきりしているものについては、それを伝えます。そして、はっきりしているものを尋ねる方も、実はどこかで実感としてうすうす…

内観的整体セラピー 5 自然って何だろう?

考えや行いに無理や不自然があるから病気になると述べましたが、不自然って何なんでしょう。 例えば、私たちがあたりまえにしている行為には不自然や無理を感じません。タバコを吸うにしても、タバコが嫌いな人が無理に付き合いで吸うならともかく、自分の嗜…