骨盤についてゆく

 世間での、いわゆる「骨盤論」や「骨盤情報」は、骨盤の歪みが万病の元であり、それほ矯正すれば健康になる、というものです。

しかし、野口整体、整体ヒーリングはそのような考え方ではないのです。

では、何故骨盤のことを語るのか?
それは、骨盤の「微妙な動き」を時々意識し、意識したとき生じる欲求やインスピレーションに従うことで、体は健康になってゆく、ということなのです。

ですから、骨盤は矯正する対象ではなく、感じる対象なのです。


骨盤を感じる、我を忘れて骨盤を感じることに没頭してゆく、そして自分が骨盤そのものになる。
そうすることで生命とひとつになるのです。


すると、生命の欲求がわかってくる、というより自分の中から随時生じる欲求が生命からのものとなる。



世間では、何々病にはこれ、病気の原因はこれ、というような画一的、一貫した物の見方が求められます。
サプリメントや健康食品でも、波動商品でもそうですが、万病に効くの如く画一的、一貫した物の見方で紹介されています。

でも、純粋に医学的、医療として活用しようとしたとき、名医ほど画一的、一貫した物の見方はしない、つまり診断も変わってきたりするし、薬の処方も随時変わる。

だから、サプリメントでも健康食品でも、ずっと飲みつづけるものではなく、ある一時活用するのが良いのです。


生命は、サプリメントをずっと飲みつづけることは求めません。

僕もサプリメントを活用していますが、あるとき、サプリメントがフッと意識に浮かんだり、薬局に吸い寄せられて気がついたらサプリメントのコーナーの前に居て、気がついたらサプリメントを買っていた、という具合になります。
そして、数日、あるいは1日だけ飲んでその後は2~3ヶ月あるいは1年くらい飲まない、というより飲みたいという欲求が体から生じてこない限り飲みません。

何も、特別な能力ではありません。犬や猫など野生の動物が普通にしていることです。

骨盤を感じていると、みなさんもこのようになります。