考える前に感じてみましょう

骨盤を整えると唱えながら、僕はあまり骨盤を矯正したことはありません。
ではどのようなときに矯正するのか、というと「骨盤」が「いのち」が「自分ではどうしようもないから何とかして」と訴えている「感じ」がするときです。


この「感性」で体を観ていくというのは、「夏に水を飲むな」という妙な発言にも通ずるものです。


だって、夏は水が出て行くんですよ。それも意識して出すわけではない。
夏に水分が出るだけ出て、それと同時に重金属類の老廃物が排泄されます。

体に不要なものが排泄されきると、自然と補いたくなるものです。

汗で水分が大量に排泄されると脱水状態となり、それが熱中症につながると「考えて水を飲む」人がいますが、熱中症その他の病気の原因は、この「考えて行動する」ことに起因します。
考えたことが、体の要求と合っていればよいのですが、大概は間違います。
間違っているから病気になる。


それを、医学的情報(違う考え)で行動しようとしても、体の要求に耳を傾けようとしてないなら、たとえ医学的情報が的を得ていたとしても、またどこかで間違うことになるでしょう。


歪んだ骨盤はいずれ自然に戻ります。
体から水が足りなくなれば、水を飲みたい感覚になります。

ともかく、体の要求を知るには「考えない」ことです。「空想しない」ことです。
そして「感じる」ことです
そして体の中から「自発的に起こってくる動き」を待つことです。

体に違和感が生じたら、少なくとも1週間は上に記した通りにしてみてください。その間の「体の変化」を見守り、「考える以前、以外の要求」に従ってみてください。


1週間たって、あるいはその1週間の間にどんどんおかしくなる動きが「感じられたら」直感に従って病院あるいは治療院に出かけてください(治療院の範疇にウチも入ることは言うまでもありませんが)

反対に、1週間の間様子を見ると称して、感じることも体に従うこともせず、食べることや体を動かすことにまったく注意を払わない無頓着な生活をするというのは、論外であることは言うまでもありません。まぁ、こんな人は女性には少ないですね。男性には多いので困ったものですが。


でも、いざというときは不安が募って感じられないという人、あるいは僕の語ることが難しいと感じる人は、何でもないときから「活元運動」と「からだの内観」をレッスンとしておやりください。